2020/02/11

コンロッド レシプロウエイト重量合わせ




81FLH様 エンジンオーバーホールの続きです。
ピストン重量合わせ、コンロッド レシプロウエイト重量合わせです。
ピストン重量、レシプロウエイト共に0.1g以下まで合わせています。
0.1gで変化があるか?って言われると無いでしょうけど、1gじゃあ大き過ぎるしどこまでがOKか?数値で見える物を±0.5gとか独自基準っていうのも如何なもんかと思いますので、0.1g以下まで追い込んでいます。
今回はピストン、ピン、リング、クリップでF.R差1.3g→±0.1g以下
コンロッド レシプロウエイトはF.R差16.5g→±0.1g以下
コンロッド 16g削ると鉄粉まみれです
前からレシプロウエイトの測定値の再現性には悩んでいたのですが、今回からは、レベルも1目盛0.02mm/1mの水準器で取ってバッチリです!
オーバーホールで開けるエンジンでクランクバランス取ってあるであろうバランスホールの空いたフライホイールはよくみますが、F、Rどちらかのコンロッド小端の重量合わせのされているエンジンは非常に珍しいです。
レシプロウエイト合わせずにクランクバランス取ってあるって、これ一般的なエンジンの世界じゃあ非常識極まりない事です。
頭隠して尻隠さずみたいなもんです。
コンロッド レシプロウエイト重量は測定するものじゃなくて重量合わせするものです。
一軸クランクだから単気筒的な考え方でしょうか?
そしてクランクバランスについてはこだわって独自の理論展開してるけどレシプロウエイト合わせてないとか意味不明です。
意見交換、情報共有するつもりはありません。
自分のやり方に賛同して下さるお客様だけがGLORYにエンジンオーバーホールを出して頂ければそれでいいと思っています。



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