2012/11/30

リジットフレーム

またまた久しぶりの更新となってしまっていますが、
Hot Rod Show出展車両の追い込みでBlogを書いている時間もありませんでした。
なんとかメドがたったんでチラ見せします。





と、言いたい所ですが今年は出展できる車両もないので
普段どうりの日常を送っていました。

Hot Rod Show出展されるお店の間に合うのか〜的Blogとは
対照的な内容で行きたいと思います。





不動車の再生でキャブオーバーホール、その他各部点検、調整、グリスアップ
の依頼を頂いたスズキ チョイノリです。

後ろに写る49PANフレームもリジットフレーム、チョイノリもリジットフレーム
のこの絵が個人的に妙に面白かったので、載せてみました。


チョイノリのキャブレターオーバーホールですが、二度全バラして徹底洗浄
したつもりでしたが、ニードル域位から回りません。

知り合いのスズキの直営店のメカニックの方に聞いた所
「チョイノリはキャブ詰まらせると、キャブ丸ごと交換ですよ〜」
と軽〜く返答頂きました。
が、車両価格の安いチョイノリでキャブ交換ってお客様には簡単には言えません。

詰まらせただけで使えなくなるキャブなんて有るはず無いと思い、
よーく観察してみると、ふつうのキャブには無いジェット?
が付いていました。

そのジェットの詰まりを取ってやると、きれいに下から上まで回る様になりました。


ホットロッドショーの搬入日前日のBlogがチョイノリの修理ネタを
けっこう真面目に書いているハーレー屋は日本列島広しと言えども
当店だけでは無いでしょうか?
来年は究極のコストパフォーマンスマシーン チョイノリカスタムを出展、、、
ではなくハーレーの出展車両の事を書ける様に頑張りたいと思います。


              UA   情熱


                  今年は会場で情熱の結晶を見て勉強したいと思います。


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                      東京都世田谷区給田3-29-10
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2012/11/17

レーシングキャブレター

遂にというか、やっとというか野田総理が衆議院解散宣言を
しましたね。
宣言した時の 口ぶりからして勝算が有るのでしょうか?
民主党議員の離党や第三極の合流と話題には事欠かない解散総選挙ですが、
師走と言うくらいで国民が忙しい時期になぜわざわざ選挙を持ってきたんでしょう?
当店Blogらしく無い内容かもしれませんが、東北復興と原発、増税、に
関しては生活にかかわる内容なので、一小国民の声として見極めて投票したい
と思います。


この手の内容を書くと、僕の事をよく知る方々から
クレームが入りそうなので政治の話はこれくらいで作業報告いきます。

2〜3年乗っていないとのことで、車検と全体的に一通り整備の依頼を頂いて
いるEVO FXSTSです

毎度おなじみインテークマニフォールドシール交換、スピゴットシール交換
ですが、液体ガスケットがベッタリと塗ってあります。
本来、新品シールを使用し取り付けのアライメントがしっかり出ていれば
液体ガスケットに頼る様な部分では無いのですが、
何か原因が潜んでいそうな匂いがします。


インマニシールの原因追及はとりあえず置いておいて、
キャブレターの分解洗浄です。
さすがレーシングキャブレターと言われるKEIHIN FCRです。
S&Sの様なバタフライのキャブに比べ部品点数が多いです。
おそらく取り付けから一度も整備されていなかったのでしょう、
内部の汚れもしっかり溜まっていました。
洗浄、グリスアップしてやるだけで、動きが軽くなった様な気がします


スロットルバルブの芯出しです。 組付けの際注意しないと
せっかく各部ベアリング支持になっていてスムーズなスロットルワークが
できる様に作られているのに台無しになります。
スロットルバルブのガタも酷く無い様なのでグリスアップして組付けです。
アイドリングの際カタカタ音の出る物はスロットルバルブ、ボディー側の
摩耗が原因です。
ハーレーエンジンの場合吸入不圧が他のエンジンに比べ大きい為
摩耗しやすいです。
対策品のローラーも有る様ですが、まずはマメなメンテナンスが必要なキャブレター
かと思います。


インマニシールの液体ガスケット気になりますが、専用キャブサポートを
使用しているので、バッテリー交換、エンジン始動後に原因追及しようと
思います。


FCRのネガティブな部分ばかり先に書きましたが、
他のキャブでは味わえない、別物のエンジンになったかの様な
乗り味は捨てがたい魅力と思います。



ファクトリーレーサーXRTTです。 二輪、四輪共にレーサーはライバルより先に
チェッカーを受ける為だけに作られた究極の機能美、走る芸術品と
個人的に思います。




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2012/11/14

ジミー

夏から秋になったと思っていたら、もうすっかり冬の気候ですね。
とは言っても例年に比べると暖かい気がするのは自分だけでしょうか?

久々のBlog更新にも関わらずしら〜っとはじまってみました。
Blog更新をサボっていた言い訳なのですが、プライベートな事ですみません。
人間いろいろです。はっきり言ってめんどくさいのは勘弁して欲しいです。
信頼していた人に影でコソコソ中傷されるとガッカリとイライラが同時にきます。
今回の一件で人を信じて人間関係を築いていく事も必要ですが、
少しは疑う事も必要なのか、と改めて思いました。

とはいっても単純な人間なので、またすぐに信用して真心の人なら関係を築けて、
そうで無い人なら同じ事を繰り返すのでしょうが
少しは利口になりたいものです。


独り言はこれくらいで久々の作業報告いきたいと思います

ウインカーが点かない、フロントフォークのオーバーホール、
オープンプライマリーのベルトがプーリーと擦れて1.5incのベルトが
1inc位まで減ってしまっている修理で入庫のShovel 1340です

ベルトが減っている修理は、エンジン、ミッションのアライメント修整と
プーリーのオフセット調整なのですが、すっかり写真を撮り忘れて作業完了してしまっています。[またの機会に画像付きで紹介したいと思います]

修理の内容の中で地味さで言うならばけっこうな上位にくる配線修理
しか写真撮っていませんでした。


当然最初からここまでばらすのでは無く外から調べられる所からトラブルシューティング
していくのですが、ウインカーが点かないだけでここまでです。



原因はウインカーリレーの端子抜けでした。

か、と思いましたがここにも居ました。
タンクに挟まれてルームだけでなく、中の配線も切れていました。

今回の車両は配線全般お世辞にもきれいとは言えない物でしたが、
きれいな配線は見た目がきれいなだけでなく取り回しやトラブルを
起こさない様に対策されている傾向に有ると思います。
それは、作業者がいかに気を使って配線を引いているか、の差かと思います。
たかが電気系、されど電気系です
今回はウインカーでしたが、イグニッション系やライトの回路の場合
出先のトラブルで困る上位の内容ではないかと思います。

ジミー[地味ー]といえば
ではなくて!
[今回のタイトル的にはこっちかもですね]

                Jimi Hendrix fire

こっちですよね!



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