2020/09/26

トランスミッションオーバーホール作業 動画





GLORY ENGINEERING
神奈川県横浜市港北区新吉田町5331
TEL 045-620-2317

トランスミッションオーバーホール作業 続き












77FLH様 トランスミッションオーバーホール作業の続きです。

ラチェットトップのシフターシャフトブッシュ、ポールキャリアブッシュ入れ替え、内径クリアランス仕上げ

キッカーシャフトブッシュは下穴径がJIMSのキッカーシャフトブッシュに対して圧入しろ過大だったので、ボーリング拡大圧入しろ調整しました。

ブッシュ製作で対応してもいいのですが、今後キッカーシャフトブッシュ入れ替える度に製作になってしまうので、今回下穴加工しておけば傷めないようにきれいに抜けば、次回以降も既製品のブッシュが使えます。

些細なこだわりですが、GLORYではロックワッシャーを使用するナットには画像の様に座面加工を施しています。

クラッチハブまで分解した事のある方なら分かると思いますが、大体ロックワッシャーの爪折れてしまって、ロックワッシャーの機能していないと思います。

ロックワッシャーを締め付け時に壊さず機能させる為の対策加工です。

キッカーギヤのスラスト調整まで終わらせました。

目標は最低でもシフターフォークのアライメント迄終わらせる予定でしたが、思う様に予定通りには進みませんでした。
まだまだですね
頑張ります。


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2020/09/25

ロッカーアーム


77FLH様のミッションの続きを進めようと思っていましたが、暫くフライスを占拠して夜な夜なあ〜でもないこ〜でもないやっていたパンヘッドのロッカーアームホルダーの再生、対策加工用セットジグの製作を終わらせました。


パンヘッドのウィークポイントと言って問題ないロッカーアームの油膜切れ、カジリ対策、再生加工ジグです。

これまではなんとか加工して修正してきましたが、根本的に見直して完全再生と胸張って言える様にと考えています。 楽しみです。

フライスが空いたので明日からまた77FLH様のミッションに戻ります。



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トランスミッションオーバーホール作業










77FLH様 トランスミッションオーバーホール作業の続きです。

スタータークラッチギヤブッシュ入れ替え、ブッシュボーリング内径仕上げ、カウンターシャフトクラスターギヤニードルベアリング交換、各ギヤエンドプレイシム調整、でギヤボックス迄終わりました。

カウンターシャフトクラスターギヤのニードルベアリングも替えてない、各ギヤシム調整もいまいちなオーバーホールの手直し多いです。

GLORYのオーバーホールはエンジンも、ミッションも通常消耗箇所基本全交換します。
通常消耗箇所とは、ピストン、バルブ、シャフト類、ブッシュ類、ベアリング類等の摺動箇所です。

別途基本作業外としてケース類、ギヤ類、スタッドボルト類、等通常再使用が可能な物に損傷、修理が必要、要交換な内容と設定しています。

オーナー様側のオーバーホールに対しての解釈は完全再生だと思います。

通常消耗箇所完全再生がGLORYのオーバーホールの定義です。

金額、納期だけでなく内容についても納得頂いた上で御依頼下さい。

不明な点ありましたらご相談下さい。



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2020/09/22

トランスミッションオーバーホール動画




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トランスミッションオーバーホール












77FLH様 トランスミッションオーバーホールです

メインドライブギヤブッシュボーリングの芯出しキャリーオーバーのメインドライブギヤで1/100迄出ました。
この芯出しの精度が高いとブッシングクリアランス詰めれます。
クリアランス広いとオイルシールのもちも悪いです。

メインドライブギヤのOリング加工は何度やっても焼入れのしてあるギヤに対しての加工なので恐いですが、この加工でメインドライブギヤのスプラインからのオイル漏れを完全に止められます。


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タペット音、その他トラブルシューティング


89FXST様 タペット音とブリーザーよりのオイル吐き出し量過多でトラブルシューティングです。

ブリーザーからのオイル吐き出し量過多はこの年式のEVOはクランクケースブリーザーなのですが、クランクケース側は塞がれシリンダーヘッド側に変更されているのですが、パンヘッド形状のフロント側はヘッドブリーザーの年式のヘッドではないので、ブリーザーが機能していませんでした。
ブローバイガスの発生量に対して吐き出せる量が不足していたのが原因と思われます。
当然エンジン内圧も高くなっていた筈なので、オイルの回収にも問題が発生していたと思われます。

プッシュロッドが社外品でシリンダーヘッドの分解が必要なタイプの物だったので、エンジン腰上分解した際に異常なまでに液体ガスケットを使ってあった事の辻褄が合います。

タペットブロック迄分解したのでカムシャフトも上から覗いて確認したところ、カムシム入っていませんでした。

引き続き原因検証します。


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2020/09/18

リンカート




沖縄県から御依頼頂いていますリンカートM25オーバーホール、ボムサイト溶接修理です。

メインノズルを抜く際にドライバー等で押したのでしょう メインノズル先端も潰れていました。

苦労された通りメインノズルガッチリ固着していましたが、GLORYでは通称地獄風呂と呼んでいる薬品のつけ置きと、超音波洗浄機で固着を完全に洗浄した後、極力メインノズルにストレスの掛からない様に専用工具作成して抜き取りしています。

スロットルシャフト穴付近に上下とも切削の跡が有るのが気になります。

自分は初めて見るのですが銅製のボムサイト、オーナー様はなんとか使いたい
との事なので、どう修理するか検討します。

近場の方も勿論ですが、遠方から頂く御依頼は特にリカバリーが出来ない緊張感で気合い入ります。



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バルブタイミング調整




77FXS crazy frank様 エンジン不調トラブルシューティング、バルブタイミング調整です。

昨日の78FXS crazy frank様のトラブルシューティングもそうですが、過去の作業データからコンプレッション測った時点で大体見えてきます。

実測バルタイ測定 調整各種自作アダプター用意してあるので、シリンダーヘッドの分解は勿論クローズドプライマリーでもプライマリードライブの分解無しで可能です。
今回はフロントシリンダーヘッドのプラグホールスレッド修理も必要なのでヘッド降ろしました。

それにしても今日も2件ご新規の問い合わせ頂きましたが、エンジン不調で悩んでる方多いですね。

GLORYはトラブルシューティングに自信有ります。
それと、絶対に「こんなもんです」で済ませないと心に決めています。
これ1番大事だと思っています。

エンジン不調で悩まれている方一度ご相談下さい。



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2020/09/16

crazy frank






78FXS crazy frank様 トラブルシューティングです。

腰上オーバーホール2軒で2回やり直してあるらしいですが、コンプレッションテストの結果F 550kPa R 750kPaと前後差約2kgf/㎠差が出てしまっています。
前後気筒差2kgf/㎠有るとシングルキャブのハーレーは当然プラグの焼けも前後差出ます。
前後気筒間で圧縮圧力が変わると燃焼状態に差が出ます。

A/F計繋いでセッティングとった形跡が有りますが、本来A/F計メーカー各社ワイドバンドセンサーの取り付け位置、角度の指定が有りますが、この小さな穴にアダプターを取り付けしてワイドバンドセンサー取り付けしているのでしょうが、果たして正確な数値が取れているのでしょうか?
プラグの焼けは明らかに随分とリッチなので、典型的な測定不良の実際の数値よりリーンの数値が出ているのではないか?と思います。

そもそもA/F計を使ったセッティングの前に組み上げたエンジンのコンプレッションテストは必須です。

正しい知識と環境の無い店のエンジン、ミッションオーバーホールの被害者の方のやり直しの相談を受けるのは自分も辛いです。

GLORYで必ず満足して頂ける結果を出したいと思います。

油圧はタペットスクリーン、ロッカーシャフトエンド共にフルホット状態で測定しましたが問題なさそうです。


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