毎年恒例の整備入庫

84FXE様 毎年恒例の夏の北海道ツーリングに向け整備入庫です。
GLORYにとっては初夏の風物詩になっている84FXE様の入庫
メンテナンスさせて頂くようになって7年目7度目の北海道
バッチリチェック、メンテナンスしていきます。
GLORYは走る事にウエイトを置いた真のバイク乗りのお客様に支えられています。
そしてあまり知られていませんが、GLORYはタイヤチェンジャー有りますので、前後タイヤ交換お預かりせずに日帰り作業可能です！
バイク屋としての平均点高目目指してます。
GLORYは貴方のバイクライフのベストパートナーを目指します！

GLORY ENGINEERING

神奈川県横浜市港北区新吉田町5331

TEL 045-620-2317

ロッカーホルダーマウントの溶接修理

47FL様 バルブガイド抜いてロッカーホルダーマウントの溶接修理の準備です。
鋳鉄ヘッドの溶接修理はアルミ鋳物ヘッド以上に本当の意味での修理は相当難易度高いです。
だだくっ付けるだけなら誰でもできますが、炭素を巻き込んで改質してしまうと硬く、脆くなるのでまた割れます。
今回のナックルのシリンダーヘッドも一度溶接修理が施された箇所で割れてしまっているので、改質してしまっていると思われます。
貴重な純正ヘッドなので最善の方法を探り再生したいと思います。

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ベアリング、レース打ち替え、ディスタンススペーサー製作

78XLH Hal Devils son
フロントフォークオーバーホール時にチェックでホイールベアリングのゴロゴロ感があったのでベアリング、レース打ち替え、ディスタンススペーサー製作です。
GLORYではディスタンススペーサーはシム合わせでは無くスペーサーの旋盤加工もしくは、寸法足らずの場合は新規製作で1/100以下まで目標値に合わせています。
ホイールベアリングは安全に関わる重要箇所です。
タイヤ交換、フロントフォーク、ステムベアリング交換等のメンテナンス時は当然ですが、車検でお預かりの際にも確認します。
そして、ホイールベアリングの転がりが良い車体は押し引きも軽いです。

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フロントフォークオーバーホール作業

78XLH Hal Devils son フロントフォークオーバーホール作業です。
今回はインナーチューブにも傷が見受けられたので交換です。
GLORYではインナーチューブ交換の際には必ずハードクロームの物を使用します。
ショークロームはあくまでも装飾用メッキなので摺動部に使用する為のメッキではないので消耗も早く、最悪剥離してしまいます。
勿論損傷の無い物の交換は強制しませんが、損傷の有る場合はハードクロームのインナーチューブに交換、もしくはロングインナー等ハードクロームの製品が存在しない場合はハードクローム処理の再メッキにて再生加工します。

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腰下オーバーホール作業⑧

71XLH様 腰下オーバーホール作業の続きです。

下準備が全て終わったので組んでいきます。
エンジンを組むってここからの作業を言うのかもしれませんが、自分的にはここまでが勝負です！
ここからはまあ丁寧にやればいいかな⁉︎ 位の感じです。
これまでの試行錯誤の中で辿り着いたノウハウって言う程でもない小細工は勿論ありますが
一気に組み上げていきます！

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ローター交換、ブレーキパッド交換

夕方から日帰りメンテナンスでローター交換、ブレーキパッド交換だけの予定がホイールベアリング、その他諸々でこの時間になってしまいました。
お待たせしました
BLOGやSNSの発信だけだと重整備専業のイメージが有るようですがエンジン、ミッションのオーバーホールだけで無く勿論オイル交換を始めとする軽メンテナンスも遠慮なく御依頼下さい。
GLORYは貴方のバイクライフのベストパートナーを目指します！

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腰下オーバーホール⑦

71XLH様 腰下オーバーホール
フライホイール組み立て、芯出し作業です。
過去に鉄ハンマーでクランクピン周辺をどついた痕跡が有ったので想像通り苦戦しましたがピニオン、スプロケットサイド共に0.01＋迄入りました。
ピニオンシャフトエンドも今回からケースに収めなくても確認できるようになったのでこの状態で確認
こちらもブッシングクリアランス以下の振れで合格です。

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自慢です！

GLORYのバランススタンドは随分前からS＆Sの物は使っていません。
現在使っている物とS＆Sとの比較ですが、バランスシャフトの載るエッジがシャープなのが見て分かると思います。
接触面が少ないという事は転がり抵抗が少ないという事です。
分かりやすく言うならS＆Sの物でバランスが取れている物を載せても転がります。
よりシビアに回転バランスが取れるという事です
当然バランススタンドの水平のレベル出しは0.02/1mの高精度水準器で出しています。
当然定盤は石定盤です
自慢です！

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腰下オーバーホール作業⑥

71XLH様 腰下オーバーホール
クランクバランス作業です。
穴を開けるたり必要に応じて既存のバランスホールを埋める事で回転バランスを取ります。
振動は各パーツのクラックやベアリングの当たりに過剰な摩耗を誘発するので百害有って一利無しです。
まず何より乗っていて不快です。
アイアンスポーツでクランクバランス迄作業依頼頂けるケースは正直稀なので、オーナー様の期待度が伺えます。
期待に応えるエンジンに仕上げたいと思います！

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腰下オーバーホール脱線作業

71XLH様 腰下オーバーホール脱線作業です 笑
まあ一応定休日って事でやりたい事やって遊んでます。
フロント、リアのピストンピンブッシュに一本のピストンピンを貫通で通して、大胆部はフロントロッド用のロングローラーをベアリングレースに半々で載せた状態です。
この意味を分かって貰えるのはほぼ同業者さんだけだと思いますが、
平行度、芯間距離の精度が出てないとこうはいきません
ベアリングクリアランス、コンロッドベアリングクリアランス大きく取れば勿論難易度は下がっていきますが、それじゃあ本末転倒です。
我ながら完璧過ぎます！

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腰下オーバーホール作業 動画

71XLH様 腰下オーバーホール作業です
ピストンピンブッシュボーリング
ピストンピンが腰下か？と言われれば微妙なところではありますが、
コンロッド単体になっていないとコンロッド大端部基準でのボーリングはできないのでこの際にやっておきました。
ピストンピンブッシュが傾いているとピストンは常に傾いた状態で摺動します。
専用リーマ通してホーニング合わせより遥かに時間掛かりますが、それだけの効果は有ると思います。

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腰下オーバーホール作業⑤

71XLH様腰下オーバーホール作業です
•ピストンピンブッシュ打ち替え
•コンロッド大端部ラッピング、ベアリング合わせ
•コンロッド大端サイドスラスト合わせ〜フライホイールワッシャーカシメ迄です。
ロッドレースの真円修正に手こずって、途中でレース替えてやろうか？とも思いましたが、なんとか上手く修正できました。
何時も同じ様な事を繰り返し投稿して面白くないと思ってる方もいらっしゃるでしょうが、不特定多数の観て下さっている方々の為ではなく毎回そのエンジンのオーナー様に自分のエンジンが組み上がって行く過程を観て頂く為に書いていますのでお許し下さい。

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マイクロメータースタンド

マイクロメータースタンド3個目追加です。
こだわりのミツトヨマーク入り！
現行品はスタンドにもノブにもマーク無しですが、今回追加したのと前から持ってる一個はスタンド、ノブ共にマーク入り、残念ながら一個はスタンドにのみマーク入り
キモイでしょ〜
ミツトヨマニアです。
でも、毎日触れる道具はやっぱり如何に機能的でかつ気持ちがアガるか？これ大事です！

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