2012/11/17

レーシングキャブレター

遂にというか、やっとというか野田総理が衆議院解散宣言を
しましたね。
宣言した時の 口ぶりからして勝算が有るのでしょうか?
民主党議員の離党や第三極の合流と話題には事欠かない解散総選挙ですが、
師走と言うくらいで国民が忙しい時期になぜわざわざ選挙を持ってきたんでしょう?
当店Blogらしく無い内容かもしれませんが、東北復興と原発、増税、に
関しては生活にかかわる内容なので、一小国民の声として見極めて投票したい
と思います。


この手の内容を書くと、僕の事をよく知る方々から
クレームが入りそうなので政治の話はこれくらいで作業報告いきます。

2〜3年乗っていないとのことで、車検と全体的に一通り整備の依頼を頂いて
いるEVO FXSTSです

毎度おなじみインテークマニフォールドシール交換、スピゴットシール交換
ですが、液体ガスケットがベッタリと塗ってあります。
本来、新品シールを使用し取り付けのアライメントがしっかり出ていれば
液体ガスケットに頼る様な部分では無いのですが、
何か原因が潜んでいそうな匂いがします。


インマニシールの原因追及はとりあえず置いておいて、
キャブレターの分解洗浄です。
さすがレーシングキャブレターと言われるKEIHIN FCRです。
S&Sの様なバタフライのキャブに比べ部品点数が多いです。
おそらく取り付けから一度も整備されていなかったのでしょう、
内部の汚れもしっかり溜まっていました。
洗浄、グリスアップしてやるだけで、動きが軽くなった様な気がします


スロットルバルブの芯出しです。 組付けの際注意しないと
せっかく各部ベアリング支持になっていてスムーズなスロットルワークが
できる様に作られているのに台無しになります。
スロットルバルブのガタも酷く無い様なのでグリスアップして組付けです。
アイドリングの際カタカタ音の出る物はスロットルバルブ、ボディー側の
摩耗が原因です。
ハーレーエンジンの場合吸入不圧が他のエンジンに比べ大きい為
摩耗しやすいです。
対策品のローラーも有る様ですが、まずはマメなメンテナンスが必要なキャブレター
かと思います。


インマニシールの液体ガスケット気になりますが、専用キャブサポートを
使用しているので、バッテリー交換、エンジン始動後に原因追及しようと
思います。


FCRのネガティブな部分ばかり先に書きましたが、
他のキャブでは味わえない、別物のエンジンになったかの様な
乗り味は捨てがたい魅力と思います。



ファクトリーレーサーXRTTです。 二輪、四輪共にレーサーはライバルより先に
チェッカーを受ける為だけに作られた究極の機能美、走る芸術品と
個人的に思います。




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