2019/11/25

バルブスプリング設定







62FLH様 昨日のトラブルシューティングに引き続きバルブスプリング再設定です。
IN、EX4箇所全て異常に高いセット圧、最大リフト圧だったので適正なスプリングレートのバルブスプリングに変更して、ロワシートの座面の追い込みでセット圧目標値140lbsに揃えておきました。
セット圧 184.0lbs→140.0lbs
最大リフト圧 353.6lbs→278.6lbs
セット圧 -44lbs = -19.96kg
最大リフト圧 -75lbs = -34.02kg
4箇所全て近似値です。
これだけ無駄にセット圧、リフト圧掛かっていると大きなロスです。
エンジンの回り方変わります。
キックも軽くなります。
バルブスプリングのセット圧合わせの必要性はバルブジャンプ、バウンスに対してリスクの高いエキゾースト側にマージンを持たせる為です。
ストリートユーズでも最低セット長基準でのセット圧のGO noGOの判定はノーマルスペックエンジンの素組みのオーバーホールでも必須作業です。



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