2021/11/20

昨日に引き続き


 














72G様 昨日のUpper側ステムベアリングカップ圧入穴の再生に続いてLower側の拡大真円修正、ビッグツインネックカップにコンバージョン加工です。
元の状態はネックカップに点付けで圧入になるように考えたのでしょうが、ガッタガタでした。
Upper側より遥かに酷いです。
ここまで酷いと多分乗れないレベルで危険だと思います。
そしてなんとかしようとした加工のお陰で完全に基準を取れる箇所がなかったのでUpper側から基準を取って一応ラインが出る様に努力してみました。
今回は再生ついでに74スプリンガーが組めるようにビッグツインのネックカップに合わせて加工しましたが、今回と同じ位の引きシロでライナー入れて7/8ステムシャフト径のまま再生する事も可能です。
ビッグツインの場合はオーバーサイズのネックカップなんて物は存在しないと思うので、ライナー入れて元サイズに戻す事になります。
ショベル以前のこのネックカップ方式後にハーレー社は余り良くない事に気付いたんでしょうね
EVOからはフレームに直接ベアリングレースを入れるよう方式に代わっています。
ネックカップカッコいいんですけどね
確かにショベルでもネックカップの圧入緩くなっている物を見かけます
内径計測すると楕円になっています。
特に当時の路面が舗装路でなかった頃のナックル、サイドバルブはその傾向に有ります。


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