2014/11/15

83FXSB FOR SALE

なぜなぜどうして最近まじめにblogを書いているGLORY ENGINEERINGです
暇なわけじゃないんですよ  いろいろ考えるところ有ったり、文章にするのは難しいのですが
とにかく続く限り頑張ってみようと思っています。

83FXSB   FOR SALE車両の情報です


GLORY在庫車ではないのですが、現在販売前の修理でお預かりしているGRANNY'S  GARAGE http://www.grannys-garage.net/さんの在庫車です。    83FXSB 車体価格 ¥1150,000-(税込だったと思います)  http://www.grannys-garage.net/160.1983fxsb.html

僕の写真が下手くそで写り悪いのですが、外装なかなか綺麗ですし現在実働なのでお買い得車両ではないかと思い紹介させてもらいました。
ウチで販売しちゃっても良いとの了解頂いているので、納車整備まで込みでのお話しなんかも可能です。
軽整備でお預かりなのでそう長くは居ませんが気になる方現車確認お待ちしています。

自分の所の在庫車の81FXB、74FXE、76Rigidの情報は一切書かないのにとかツッコまないで下さいね。

作業報告です
83FXSBの奥に写っている73XLH φ33フロントフォークです


フロントフォークオーバーホール後の組み付け時三又に組み付け時いや〜な予感はしていたのですが、一応自走で持込み頂いた車両だったので、そのまま組み付け、試乗中にまんまと割れてしまいました。   納車後で無くて良かったのと、ここ最近で1番怖い思いをしました。
やっぱり自分のイヤな予感もっと信じるべきでした。




在庫パーツのアッパーブラケット組み付けて見てもやはりインナーチューブが綺麗にセンターにきません。
あくまでも推測ですが、このロアブラケット事故歴有りかもです。




側面から修正用JIG組み付け状態でよ〜く見てもらうと右広がりになってるのが分かるでしょうか?
これではアッパーブラケットにストレスがかかるのは一目瞭然です




目視では微量でも修正するとなるとなかなか大変です。
塑性変形してしまっているものなので、修正中に割れてしまわないように徐々にプレスで押して
いったのですが、この時のステムシャフトの角度オーナー様が見ると卒倒してしまうでしょう。
僕自身も相当ビビりながらの作業です。




修正、確認を繰り返してようやく良さげなところまできました。




最終確認です。
完全センターは目視で作業している以上不可能ですが、トップナットがストレス無く入る許容範囲位には修正できました。




フォークオーバーホール前におもいっきりダンチを無理やり組んであったアクスルシャフトも
この状態で指二本でスルッスルに回るように、修正、調整しておきました。

このアイアン納期遅延でまず〜い感じなので残りの作業大急ぎで終わらせます。


つくづく思いますが修理って一筋縄ではいきません、だからこそ面白いのでしょうが、
たまに逃げ出したくなります。
この後に控えている年内納期のPAN HEAD実に頭が痛いです。



                                                                                                              GLORY ENGINEERING
                                                                                                              東京都世田谷区給田3-29-10
                                                                                                              TEL  03-6909-0626