2014/02/15

GLORY NichiCollection

まさか二連続雪ネタで始まるとは思ってもいませんでしたが、
10年に一度なんて言われていた先週を上回る積雪量です。 
しかも今夜も降り続けるとの予報なので
明日はシャッターを開けるにも雪かきが必要で午前は雪かきに捕られそうですね。

善し悪しですがこんな日は妙に落ち着いて作業もはかどるものです。


52FL進めていきます


まずはデスビキャップ加工からです。
この画像瞬時に違和感を感じた方はすばらしいです
オートアドバンスのデスビに手動進角のキャップが付く様に
加工しました。
味気の無い円柱のキャップに比べこっちの方が愛せるのは
自分だけでしょうか?
メッキパーツなので表にできる限り溶接焼けが出ない様に
板金の後裏側から共着け溶接しました。 

見た目地味なのに結構な手間が掛かる!
これこそGLORY NichiCollectionの真髄なので
コレクション入り確定です。




今回キャブレターをSUからリンカートに変更なので
マニホールドもそれに伴って交換です。
何種類かリンカート用のマニホールド有りますが、
このタイプが一番カッコいいかと思っています。

フロントヘッドに塗ってあるケミカルとリアヘッドの溶接痕が二次エアーに
対し不安にさせてくれますが、とりあえず始動してからチェックします。

GLORYではインマニシール部に液体ガスケット使用しません。




スロットルレバーの全開合わせもされていたので
キャブマウント合わせを経てLinkert取り付け完了です。
自分自身がこのキャブの取り付け、セッティング興奮せずには
いられません。
もちろんLinkertがと言う意味では無く
この個体僕の尊敬する方がリビルドされたものなので、
きっちりと仕上げなくてはと言うプレッシャーです。





リアドラム ラグボルト折れ2本救出は既に終わっていたので、
ネジ山タップ修正、ブレーキシェル組み付け後、リアホール仮組しておきます。




エンジン降ろし、ミッション降ろし、車体も全バラしなので
どんどん組み付けていきます。
毎度のクラッチハブ woodruff key合わせです
テーパーシャフト&woodruff keyの組み合わせの基本中の基本です。




クラッチ組み付け、プライマリーベルトアライメント調整
エンジン、ミッション両方降ろしているので入念に調整します。




続いては、持ち込み純正キックアームのネジ山タップ修正、
嵌め合い部合わせ調整です。

今回のリメイクで前とは見違えるほど雰囲気の良い車両に
なるのでは無いでしょうか?
オーナー様の愛が伺えるので自分も頑張ります。



外の雪に負けず劣らずのアルミの吹雪でパーツ4点削り出しました。




上で作ったのはマーカーランプを純正リジットフレームのサイドカーループ部に
取り付ける為のパーツです

手前味噌ながら純正フレームに溶接や加工を加える事も無く
ウインカーをスマートに取り付けられる画期的なパーツだと思います。

デスビキャップに同じく、これもまた削り出しパーツ4点、ボルト加工2点
の地味で目立たないながら、手間のかかるGLORY NichiCollectionです。



こんなに長く書くの初めてかと思うのですが
今夜の〆はコンプリート製作の83FLHエンジンバラしです


車体周りパーツが揃う前にエンジン、ミッション先攻でいきます。




今夜一晩クランクケース油切りして明日クランクの
コンディションチェック、パーツ洗浄、各パーツGO, NoGo
チェックしてパーツオーダーしておきます。




帰る頃には歩道がコレもんでした。
残念。




                         GLORY ENGINEERING
                         東京都世田谷区給田3-29-10
                         TEL  03-6909-0626






















2014/02/09

やっぱり

昨日の雪には本当にまいりました。
前日降る気配がなかったのですが
予報を信じて万が一昨日作業ができない事を想定して
天候の様子を見ながらAM3:00まで作業していたのですが
やっぱり予報通りの時間から危機感を感じる勢いで
降り始め、予報通りの積雪量でした。



やっぱりつながりで、

この場で政治について語るつもりはないのですが
今日の東京都知事選はやっぱり舛添さんに決まりましたね。

この予定通りっぷり作業面で見習いたいものです。


52FL作業報告です

他店オーバーホール納車で今回当店はクランクケースのクラック
修理で入庫頂いていて、一度エンジン完全に組み上げて
いたのですが、
組み付けの際にどうしてもオイルポンプの芯出しが
うまくいっていなかったのですが、
今回当店でのオーバーホールメニューでないため
一度は一番良い所を見つけて組み上げていたのですが、
どうしても気になってもう一度分解、検証の結果
犯人見つけました。



修正後再度オイルポンプ芯出しです
スルスルと抵抗無く完璧です



原因見つけるのに分解から組み付けまで含め
ほぼ一日費やしてしまいました。

2月中納車をお約束しているので
ここから車体周り巻き返さないとマズいです。
これを間に合わない言い訳にするつもりはないので
ご安心くださいね


修理又はオーバーホールメニューで無かったとはいえ
何かがおかしいと気づいておきながら一度は
見逃した事に反省です。





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2014/02/05

ダウン

先週末は数日前から感じていた体調不良で土日二日間ダウンしてしまいました。
来店頂いた方本当にすみません。

昨日から少しずつ作業進めているのですが、
本調子とは言えない状態ですが
納車予定、入庫予定できる限りくるわない様に
巻き返していきたいと思います。

昨日昨日までは暖かかったにもかかわらず
今日は東京では初雪が降りましたが
暗くなる頃には止み昨年の様に積もる事はなさそうで
一安心ですね。

1月末納車予定で既に遅れてしまっている
67 TR6です

Top endオーバーホールのシェイクダウンは順調に進んでいます


         




取りこぼしだらけの撮り溜めで振り返りたいと思います
ハーレーと変わらずもちろん各部計測、計測です
          




元々入っていたピストンと同メーカーの物を今回使うにも関わらず
ピストンピンが通らないので左右二本リーマー合わせです




オイルポンプのチェックボール座面も荒れていたので修正です。
以前にもブリーザーホースからのオイル吹きで
この箇所修正したトライアンフがありましたが
純正の加工精度が良くないのでしょうか?

この箇所の修正独自の方法ですが、
加工後パーツクリーナーすらもれてこないので
自信有ります
     



オーバーホール時には必須作業となるオイルタンクの洗浄です
毎度のことですが、たっぷりとヘドロとスラッジが出てきます
輸入新規車に見られる傾向ですが、サンドブラストのメディア
まで出てきます。
こんなもの達がエンジン内を回っていると思うと寒気がします。
         




シェイクダウンが順調だと喜んで言いたら、漏れてきましたミッションオイル
不動の状態で入庫頂いた車両なので、走行するまで分からなかった箇所とはいえ
心が折れそうになります

         




更にはこいつまで、
御丁寧に緩衝材まで入れてBOXの中にレギュレーター入っていたので
嫌な予感がしてはいたのですが、発電不良
これもまたエンジン始動して初めてテストできる箇所です
          




部品の発注は済ませて有るので、明日バラして組み付けに備えて準備しておきます。




                                                                                                 GLORY ENGINEERING
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2014/01/31

一月が去ってゆく

お正月が相当前の事の様に感じるのに、
今年も始まってもう一ヶ月が過ぎるのかと矛盾と共に焦ります。
このペースだとあっという間に春が来そうなので、
冬の間の重整備預かり車できるだけ多く納車できる様計画的に作業していきます。



部品単体で持ち込み頂いた
純正キッカーカバーのクラック修理です。


クラックと共にブッシュとのクリアランスも大変な事になっています



溶接修理に備えてブッシュを抜いておきます




ブッシュを抜いた状態で再度クラックの見落としが無いかの確認、
割れた箇所を一度完全に削り取った後溶接です



溶接完了です 





内径真円修正と表裏座面も斜めに削れてしまっていたので垂直に最小値面研






内径の真円修正を行ったので既製品のキッカーシャフトブッシュが使えないので
燐青銅にてブッシュ製作しました



新入りのストーブで火炙りの刑でカバー側膨張させておいてプレスインです



常温まで十分に冷ました後リーマー合わせです



このリーマー昨年末MADE IN JAPANの物に新調したのですが、
今年はもっともっとコイツと仲良くなりたいです。



キッカーシャフト側も傷んでいたのですが、今回は純正のキッカーシャフト
をそのまま使うとのリクエストだったので、ガタの無いギリギリのクリアランス
取りに少々てこずりましたが完了です



スタータークランクギアもこのコンディションなので、キッカーカバーの
クラックも納得できます。
キックを踏んだ時の違和感を感じる様になったら早めの修理が良いと思います。




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2014/01/25

あったかフェア

年始の目標で今年はBlogの更新回数を増やすことを目標にしたのに
危うく三日坊主にすら届かなくなる所でした。

タイトルに「あったかフェア」とありますが、HDディーラーさんの様に
マフラー等のプレゼントは無いのですが、ストーブ導入です!
昨年暖房器具一切なしの当店からすると大きな一歩です。
寒空の中バイクでご来店頂き目一杯暖まっていって下さい!



6速ミッションの続きは次回に置いておいて
発電不良で入庫の61XLHです






カットアウト、ジェネレーター、テストの後ジェネレーターを外したところ、ジェネレーターギアナット脱落でギアスプラインから抜け空周りしていたのが原因です。




カムカバーを開けナット救出、ガスケット交換で組み付けできると思っていた
のですが



オイルストレーナー周辺に金属片 と言うよりベアリングの破片ですね




はい、フロントインテークタペットローラー粉砕です。
タッペットユニット、タペットブロックの状態もよくないのですが、
アイアンのタペットブロックプーラー持ってないので、発注して
ここで、Stopです。


タペットローラー単体打ち替えか、ユニット交換か相談したいので
オーナー様ご来店または、御連絡下さい




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2014/01/11

いまさら言えない

一月も10日過ぎだというのに、新年一発目の更新です。
今更「明けましておめでとうございます」なんて恥ずかしくて
書けない日付ですね。
自分のなかではいろいろと今年の目標ありますが、
とりあえず今年の抱負「Blogをこまめに書きます!」と
公言しておきたいと思います。
シュールBlogですが今年もよろしくお願いします。



2014年一発目はTC88 5速T/M   in  6速 Kit組み付けです




プライマリー周りは省略して、ミッション分解にあたっての
インナープライマリーベアリングレースを抜いている所ですが、
こんなベアリングレース一つでも特殊工具無しでは外れてくれません。
サンダーで削って割って抜くなんて荒技は御法度ですね。




ミッション右側のトラップドアの分解です。
これでミッション分解できるのですが、
ここでも特殊工具の出番です 国産四大メーカーのバイクの
分解、組み付けに対してハーレーはとにかく特殊工具が必要な事を
再認識させられます。  
[しかも次の出番はいつなんだろう?という物も少なくありません]



新年早々得意の分解画像取り忘れなので、トップカバーを外した状態です



いきなり飛んで新たに組み付けする6速用のメインシャフト、
カウンターシャフトの組み付けですがここもプレスで圧入では
ベアリングに負担をかけてしまうので特殊工具です



各ギア スラストスペーサー入るのですが、全て同寸でシム調整できない
キット内容なのですが確認の為計測です。 

ミッション組み付け途中なのですが、続きは追って紹介させてもらいます。



恒例の新年会の予定ですが、1月18日[土] 新宿で20:00スタート
の予定です。[店は現在検討中なので追って報告します]
参加頂ける方は03-6909-0626 または自分の携帯まで御連絡下さい


最後位は新年一発目らしく締めくくりたいと思います。

より良い修理を目標に邁進しますので今年もみなさまの変わらぬご愛顧
宜しくお願い致します。


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                           東京都世田谷区給田3-29-10
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2013/12/22

GENUINE


昨年辺りから並行輸入での入荷が 非常に厳しくなった純正#50OIL
少量ですが入荷しております。





PS:10日位前でしょうか?メールでお問い合わせ頂いた  bjc.*******のメールアドレス
の方  何度か返信させてもらおうとしたのですが、何度送っても帰ってきてしまいます。
よろしければ、ご来店又はお電話お待ちしています。

                           

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2013/12/09

丁稚走

書こう書きたいと思う事がたくさん有りつつもなかなかBlog
を更新できていないGLORY ENGINEERINGです。

タイトルは何と読みましょう? 書いた自分すら分かりませんが
読める様に読んで頂ければと思います。
12月の事を師走と書いて師も走り廻るほど忙しい月という
意味だったとおもいますが、
残り少ない2013年を現在オーダー頂いている修理、カスタムを
できる限り 納車して悔いの残らない年にしたいと思います。


クランクケースの溶接修理で入庫頂いている52FLです



エンジン組み付け行程は溶接修理以外はオイル漏れ修理と
変わらないはずなのですが、各部怪しい所があるのでオーバーホール時
のメニューとまではいきませんが、各部点検です。
カムギアはアンドリュースの新品時に付いている物ですが、
特にギア鳴きがあった車両ではないのでそのままいきます。



元々使われていた物と同じカムカバーガスケット使用しているにも拘らず
エンドプレイが0.05+といったところです



当然ながら使用するガスケットを使って規定トルクで組み付けした上で
エンドプレイ計測、シム計測、再組付け、エンドプレイ計測
言葉で書くのは簡単ですが骨が折れます。



ピンボケですね ボケは店主だけにしろなんて声が聞こえてきそうですが、
カムシム合わせ完了です。





ロッカーアームスタッド当たったまま組み付けでパンカバーまで凹んでます。



ロッカースタッド長合わせてロッカーアーム組み付け完了
ただしパンカバースクリューねじナメ箇所有り ヘリサート修理
現在エンジン組み上がって車体に載っています。


溜っている作業報告近日中に書きたいと思います。
あくまでも、書きたいくらいに留めておきたいと思います。
あまり期待せず、すこしだけ期待して頂ければ幸いです。


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2013/11/12

鉄にピアス

気がつけば二ヶ月以上BLOGの更新をしていないGLORY ENGINEERINGです。
せめてもの言い訳をさせてもらうなら、お陰様で実作業が多忙を極めて
BLOGを書く余裕がなかったとでも言わせて下さい。
いつも来て頂く方、御新規で来店頂く方から「BLOG楽しみに見てますよ」
なんて言葉を頂くたびに心が痛んでいたので今後ここまで更新の
スパンが開かないように気を付けます。


久々の更新なのでライトの内容から自分自身も馴らして
いかせてもらいたいと思います。



作業内容の比率が8:2か、もしかすると9:1位で圧倒的修理の方が
カスタムより多いのですが、今回頂いたドリルドの作業は当分のマイブーム
になるくらい奥深さと、難しさと、おもしろさ、を感じました。


Kフレームのネックのガセットです。
きれいな二等辺三角形なら計算できれいな間隔も出るのでしょうが、
異形の三角形となると、バランスにも悩むものです。



KRタイプのハードテールにもドリルドです。


空けすぎると強度が落ちて危険ですし、ビビリ過ぎると
カッコ良くならないし、自分の中ではギリギリのせめぎ合いでした。
POP吉村ばりにドリルドすると目的こそ違えどカッコ良くは
なるのでしょうが、ストリートユーズの車両にレーサーと同じ
ドリルドはできません。





蛇にピアス





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